
“元”ではなく現職のフランス大使館総料理長が下田に店を出した??
伊豆情報誌を見た時は目を疑いました。

LE PETIT PHARE (ルプティファール)

なんでも近くの柿崎に別荘を買いに拠点生活していたことから週末も腕を振るおうとの店らしく・・
6/16にOPENしたばかり。

いわゆる日本の古民家をセンスよく調度品を飾りつけ、カッコいいけどラフで居心地がいい空間。

メインは総料理長出身のブルターニュの郷土料理ガレット。
左側は伝統的なスタイル、右側は新しい創作スタイル。
2人以上なら必ず両方をシェアすることをオススメしたい。

食事でなくてもクレープも用意されている。
そしてメニューに載っていないものも。

早速シードルをいただいたのだが・・見ていただきたいのがこのボウル。
なんでもブルターニュ地方ではボレと呼ばれるボウルでシードルを呑むんだそうだ。
分厚い陶器の飲み口が新鮮でアップルの香りが広がり冷たさも続く。こりゃいい。

メニューにないものをとパテをお願いしたのだがこのクオリティ。
口に入れた瞬間、下田がここを中心にして変わっていく息吹を感じた。

ホンモノをカジュアルに海の前で風にあたりながら。
下田に美味しいものは数あれど、味と雰囲気と時間が一気に調和する店としては頭抜けている。

キノコのフリカッセ・パセリクリーム・卵 2000円
出たw ホンモノ中の本物w
口に入れた瞬間に窓から外を見たくなる。
海の向こうのモン・サン・ミシェルを思い出した。
フランス行ったことねーけど。

ブルターニュ産ソーセージ・新キャベツ・グリュイエール・肉汁 2300円
これも美味しくて笑ってしまうんだが・・失礼ながらお好み焼きの味を思い出してしまう。
こんな創作ユーモアが楽しい。

ハム・飴色玉ねぎ・卵・グリュイエールチーズ 1850円
こういう伝統的なスタイルをいただけばガレットというより一流の料理人が作る作品。
味も店の雰囲気も食を楽しむ時間スタイルも・・
古い例えだがJリーグ元年にジーコやリトバルスキー、リネカーといった選手が日本のサッカーを一気に国際レベルに引き上げた。
下田にその雰囲気を感じざるを得ない。

ご一緒させていただいた世界放浪作家の岡崎大五さんの解説も面白く有意義でした。
