営業日も少なく1日限定1グループ6人まで。
こんな予約が取れないレストランにご招待され、この店に行くためだけに軽井沢に行ってきました。
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ラ・カーサ・ディ・テツオ オオタ (LA CASA DI Tetsuo Ota)
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軽井沢駅からバスで15分、バス停から歩いて10分ほど。
一軒家の中は大きな厨房と一つのテーブル。
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何料理?というのが一番の疑問ですが・・食べ終わってからも疑問ですw
ここらの自分の感想としては・・
スペインのエルブジやイタリアのマダムのお抱えシェフ、ペルーの有名店などを渡り歩き世界各地で食材を探す太田哲雄さんが地元長野の野菜を美味しく食べてもらうための料理。
そんな印象です。
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太田さんの出身地長野、食べ慣れた長野の味への愛情がこもった時間でした。
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安曇野豚や自家製乾燥トマト、モッツァレラチーズのパイ
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小諸まで車で往復1時間。
料理で使う湧き水を汲みに行き地元農家さんとのコミュニケーションもかかさないという。
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9種類の地元野菜を無水で3時間かけて火を入れたおやきタルト
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野菜の一つ一つの味は分かりませんが田舎の素朴で温かい料理に。
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太田さんの出身白馬は小谷の地鶏スープ
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6人でまるまる1個いただきます。
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削っている時から食べてもいないのに悶絶
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初産みの卵です。
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ここに大きなセロリ のようなものが登場。
イタリアの冬野菜カルドです。
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先の細い部分、根に近い部分、その間・・
全ての箇所の食感と味が違う。
甘みや苦味ジューシーさ。
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これも入れちゃいますw
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そして手作りブラータ。
これをぐちゃぐちゃにして食べる。美味しくないわけがない。
それにしてもこんな美味しいブラータも初めて食べました。
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アーティチョーク
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トリュフや豚の塩漬け、香味野菜のソースで。
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特に茎の部分のほくほくさ。
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きたあかりのニョッキ
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そしてご両親が育てたという岩魚・・巨大ですw
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コンフィでふっくら盛り上がった柔らかい白身
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これも全部ぐちゃぐちゃにしてw
こんな柔らかいニョッキを食べたことがない。これでも美味しいんだなぁという新発見。
キャビアの塩気もいいんですが・・
良かったのがあぜ道に生えているというスイバ。
この酸味がしっかり濃厚ソースと岩魚もまとめてくれるんですね。食感も面白いです。
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セルフィーユの根。
極甘の芋のようで一同声が出ます。
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清水牧場信州牛のしゃぶしゃぶ
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肉の素材選び、火入れ、味付け・・地元素材を愛するだけでなく世界で多様な料理方法を知っているからこそできる領域。
すましバターや赤玉ねぎのピクルスもこれ単体でもかなりいけます。
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常にレストランを開いているわけではないようでいつ食べられるのかわからないお店でしたが・・
好奇心旺盛な若きシェフはしっかり地元に根をはやしつつも大きく羽を広げ今後もどんな展開で世を楽しませてくれるのか見逃せない存在だと思いました。 

ラ・カーサ・ディ・テツオ オオタイタリアン / 中軽井沢)
夜総合点★★★★ 4.0