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岡山での夜です。
岡山といえば瀬戸内海の幸。
どんな店でいただこうかと食べログで検索していると良さげな店を発見。
しかし予約がないとなかなか入れないとの記述も発見し考えた。

こちらのお店の開店時間は界隈の店より早い17時。
であれば19時、または20時に帰ると宣言すれば入れてくれるのではないか。
この予想は的中。
それでもカウンター最後の席でしたが・・

酒囲屋本店 (さかいやほんてん)

この店のメニューは数あれど、おまかせで3品、または5品でお願いすることができる。
今回5品でフィックス。
湯葉の昆布のせから幸先のいいスタートを切る。

次はお造り。
これまた内容がいい。
シマアジ、タイラギ、にしがい、本マグロに雲丹・・

そしてマハタだ。
ふっくらもちもちグラマラス。
刺身だと瀬戸内海のものは同じ魚でも味が違うものが多い。

鰆の塩たたき

サワラの美味しい店は岡山に数あろうが、これ以上は必要ない。
そう思ってしまうほど。
脂のノリは見ての通り。
独特なほぐれ方をするサワラゆえ、この塩たたきという食べ方は最高峰かと。

ここでたまらず地酒に手が伸びる。
ここまで旨味が強いと引き立てるより負けじと強い旨味が必要とこちらをチョイス。

ベイカの天ぷら

一杯丸ごと味わうベイカだけに天ぷらは旨味を逃さず蒸して甘味を出す理にかなった料理法だ。
春から始まるベイカの旬。これはいい時にきた。

虎魚の煮付け

鰆の塩たたきが今回一番かと思いきや、まだ上回る料理があるとは!
表面プリっと・・と思いきや口に入れればフワッフワ。
それでいて地物は味が濃い。

ツゥルットゥルな皮をつまみにしては旨味の強い日本酒にして正解だった。
冬から始まるオコゼもまだまだ旬の内。

最後は酢の物。
シャコと渡り蟹、こちらも岡山の名物だ。

ビール1杯と日本酒1杯を入れてお会計は9100円。
全ての素材がよく、全ての調理が的確。
一人で入るときは特にいろいろ盛り込んでくれるおまかせが正解のようだ。
