
朝4時起床。
この時間から何をしようがしまいがどこに行こうと自由。
予定は5/2にキャンプ場に入り5/4まではキャンプ場に滞在することと
5/9の朝、会社に出社することだけです。

旅行前に自由ってなんだと思春期のようにたくさん考えました。
考えた結果、昔ドコで見たかは忘れちゃったけど、岡林信康が言っていたことを思い出した。
「自由って凧のようなもんだ。若いころは糸を切ってくれればどこまでも羽ばたけるのに自由になれるのにって思ってたけど、糸切ったらいなくなっちゃうか地面に落ちるかどっちかなんだよね。」
コレが一番しっくりきた。
最低限のつながりをしっかり持った中で最低限の不満を持ったままで、無知に好奇心でその場で動ける状態のことなのかもしれないと思いました。

せっかくの富士山というロケーション。
そろそろ東南アジアで越冬した夏鳥が日本にたどり着くころ。
山中湖周辺でエブリィ爺さんを駐車し歩いて探してみることにしました。

最初に見つけた鳥は「アオゲラ」これは夏鳥ではなく留鳥のキツツキです。
野鳥は大きく「留鳥」と「渡り鳥」に分けられて留鳥はいついちゃってる鳥です。
渡り鳥は主に東南アジアで冬を越す「夏鳥」と主にシベリアで夏を越す「冬鳥」に分かれます。

ボクはもちろん鳥の写真を撮影することが最近好きななってきたんですが、実は撮影はその一部。
行動を見て想像するのが一番好きなんです。
なんでこうするのか?この後どうするのか?
特に好きなのが「交尾」「排泄」「捕食」「なわばり争い」
警戒心が強い野生動物が「なわばり争い」の時には周りが見えなくなっていたり
求愛したり食事の時は無防備になっていたり
人間と一緒で人間の行動が当然のように思えます。

そして最初に見つけた夏鳥が「キビタキ」
学名ではナルシストの由来からつけられるほどの美しさのオス。
そして種類豊富で美しい鳴き声でメスを魅了します。

渡り鳥にとって日本での滞在は「繁殖」の時期です。
事実、この旅行期間キビタキの縄張り争い、メスの奪い合いは何度も目撃できて夢中になりました。
自分自身、最大限の女の子に種付けしたいと思っていましたし(※今でもですが)、妙に派手なジャケットを着てカラオケ練習して合コンに挑んだりしていたのもオスとして当然の行動だったと納得です。
(※よく疑われますがボクは素人童貞ではございません!)

「イカル」はこの地域では留鳥。
キビタキの様にオスが派手でメスが地味な鳥が多いんですが、そうくれば当然一夫多妻です。
イカルはオスメスの判別が難しいほど似ています、そうくれば一夫一婦。
学生の時の友人にもひとりいまして「彼女以外のオンナとは絶対にSEXしたくない」と言い張っていて頭狂ってるじゃないかと思いましたが、そういうジャンルのオスがまれにいても、おかしいことではないということです。

こんな観察方法も楽しいですし、東南アジアや遠方から海を越えて飛んでくる鳥の姿を想像してロマンを感じるのも楽しい。
写真を撮るとなると、ピッチャーのモーションを盗むように飛び立つタイミングを狙ってシャッターを切ったり、木の上の鳥は次にどの枝に来るのかを探偵のように動きを予想するのも楽しいんです。

4時に起きるとこの公園の開園時間8時半まで4時間半ありました。
一日が長いです。
ということで御胎内清宏園に移動。

この公園では夏鳥探鳥のトップスターとも言える「オオルリ」登場です。
驚くほどたくさんいて実際オオルリの縄張り争いはこの目でハジメテ見ました。
夢のような時間。
まだ今回の旅行の初日の午前中が終わっただけです。

渡辺うどん

自分で書いてても信じられないんですが、このブログはうどん屋さんのグルメブログなんですw

肉つけ冷やしうどん(中) 450円

ガシガシと太めの麺、オーソドックスな吉田うどんスタイルの麺。

肉玉うどん(小) 450円

桜肉はしっかり味付けされているもの。
出汁も感じるし味噌も薄めなので、吉田うどんとはこういうものという基準にもなりそうな優等生。

ただの、うどんブログだと思って最初から読んでしまった方!
お疲れさまでした!w
