室堂から望むのは立山三山、剣岳、大日岳。
到着の直後は雲が多かったもののドンドン晴れ間が広がってきます。
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雪が多く残る立山では光の加減が最高で、レフ版の役目を果たす雪のおかげで野鳥はかならずキレイに写真が撮れるんです。
更に太陽が出てきて、ライチョウが近寄ってくれればこの上ないコンディション。
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みくりが池も少しだけ姿を現し、ハイマツも出てきてました。
このハイマツ辺りを探せばライチョウがいる。
またはライチョウの写真を狙う長い望遠レンズを持った人が見つかる。
明らかにライチョウを探すより長い望遠レンズを探したほうが効率がいいですw
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長靴に軽アイゼンという異様な姿で傾斜地に入りまくります。
コロナ前なんかはGWの立山に革靴で挑む中国人観光客の方々がたくさんいましたから負けてられないですね。
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まずハイマツで見つけたのが・・
カヤクグリ
高山に生息してるんですが、意外や日本にしかいない鳥です。
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オスメスの違いがないのでわからないんですが・・
ちょっとかわっているのが一妻二夫と言われているんです。
しかも二夫の間に上下のランクがあるとどこかに書いてました。
中村正人と西川隆宏も戦って上下があったんでしょうか。
奇しくもこの日は金曜日。決戦の金曜日です。
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と・・岩の陰からついに天然記念物が顔を出し発見しました。
正確に言うと長い望遠レンズを持った人を発見し、その方向から発見しました。
後ろにそびえる剱御前、別山。
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そして少しづつボクに向かって近づいてくれました。
カモシカに続き2日連続、天然記念物がボクに近づいてくれてるんです。
こちらはオスのライチョウ
夏は黒い羽根、冬は白い羽根、当然保護色としてこうなってるんですが・・
今の中間な感じが個人的には一番好きです。
この保護色として羽の色が変わるライチョウは日本アルプスのライチョウだけとのこと。
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オスの目の上にあるのは肉冠と呼ばれていて、繁殖期や興奮状態だと大きくなります。
ボクも目の上に明太子をはりつけて歩いて女の子にモテたいです。
でもきっと目が痛いです。
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こちらはメス。この羽の変わり目のマダラは本当に美しい。
ボクのヒゲが最近、白と黒のマダラになっているんですが、
これは本当にビンボ臭さを感じています。
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ライチョウは一夫一婦だと思われていましたが最近一夫多妻であることがわかってきたようです。
人間も一夫一婦だと思わせておいて、実は一夫多妻であるというのが一番美しい男女関係なのではと思いました。
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もうかなりの時間、目の前にいつづけてくれた天然記念物ライチョウ。
飛び去る姿も美しく気品さえ感じました。
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この後、せっかくなので雪の大谷も観光。
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ノリ、思いつきで来た立山も大満喫。
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最後はイワツバメを眺めました。
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イワツバメも夏鳥ですがコンクリート建造物にもたくさんいるので珍しくはないですよね。
でも高山で広い空を飛び回る姿のほうが似合ってると思いませんか?
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山から下ると14時過ぎていたのでランチを探すのが大変でしたが・・
白馬で通し営業の店を発見しました。
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呑者屋(のんじゃえ)
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白馬村のオリンピック通りにあるコチラのお店。
ヨーロッパの地下のビアバー風スペースやテラス席もあって雰囲気もいいです。
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16個セットのおやきは圧巻です。
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メニューはこちら、お昼は蕎麦が中心ということで・・
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そばセット 1100円
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しっかり「ホシ」が入った蕎麦は小粒の在来種なんでしょう。
風味こそ豊かではないものコノ値段とは思えない蕎麦、美味しいです。
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馬刺そばセット 1650円
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いやいや、この値段じゃ安すぎでしょw
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ちなみに自家製の「こしょうみそ」「ふきみそ」が絶品です。
蕎麦でもおやきでも馬刺しでもなんでも合います。
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観光地で美味しくて良心的な店に出会うと幸せな気持ちになりますね。
白馬に来たら今度はお酒呑みにきたいと思った店です。


呑者屋居酒屋 / 白馬駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6