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そしてランチは、いつもバンナ公園に行くとき通りすがって気になっていたお店!

一休食堂

外観も大きいなぁと思っていましたが・・中に入るとかなり広い。
人気店のようでお昼過ぎには車がたくさんとまっています。

やぎ料理専門店と書いてありますが色々あるんですね。

牛そば 700円

大きな寸胴で煮込んだ牛肉、骨のエキスたっぷりで旨味ありますね~

やぎ汁(ライス付き) 1400円

これがホント美味しかった。
ヤギ独特の旨味がしっかり出て、
具もホルモン系のいろんな部位があって最後まで飽きない。

汁は余さずご飯で雑炊風に。
しかし、たまにヤギが臭いっていう人いますがホント食べたことがある人の意見なんですかね?
どの辺がどう臭いのか全く理解できない。

そして天気が好転してきたので・・
今回の旅行で一番期待していた、サシバの渡りを見に・・
バンナ公園の渡り鳥展望台にきました。

ここでこの日、鳥肌の連続だったんですが・・
こればかりは自分自身の目で見てみないと伝わらない、動画でも写真でも伝わらないと分かっていて書きます。
サシバはタカ科の猛禽類で普段は単独行動ですが集団で渡りをします。
今回の時期がドンピシャなんですが秋に日本から東南アジアに渡るんです。

渡り鳥ってそんな距離を飛んで疲れないのかと疑問を持つ人が多いと思います。
羽ばたくって疲れるんです。
だからサシバなどは気流を使って移動するんです。
高い場所に飛ぶには上昇気流(サーマル)が必要なんです。
海風が吹き、山がある島に風が当たると上昇気流が生まれます。
それがココ石垣島では好条件なんです。

雲と一緒に石垣島に到着したサシバはスッと雲の中から飛び出します。
上昇気流を見つけた時です。
たくさんの雲から数十のサシバが飛び出し合流します。
みんなが気流に上手く乗ることができるとできるのが鷹柱(タカバシラ)です。
サシバの集団が柱の様になって上昇していくんです。

上手くのれなくて帰ってきて次を狙うこともあります。
一度あきらめて森に入り翌日にそなえるサシバもいます。
そして前回の浪人組が増えてきて大きな集団になっていきます。

恐らくハングライダーという乗り物はコレを見て真似したものだと思うんですが、サシバは全て本能的に知っているんです。

展望台には調査員であろう方がいらっしゃったのでコノ日の数を聞きました。
この日、渡ったサシバの数は驚愕の1000羽だったそうです。
この日の光景は一生忘れられないものになりました。
石垣島に限らず機会があればぜひ見ていただきたいと思います。