
今週は、エブリィ爺さんのメンテナンスが終わり受け取りに行くことと・・
それに合わせてランチを予約したので土曜日出発で伊豆に向かいました。

ランチまで少し時間があったので以前から入ってみたかった場所に。
幼魚水族館

2年位前にコチラの館長が書いた本を購入して夢中になりました。
なかなかキワモノっぽい外見をしているので少し偏見もあったのかギャップが凄かった。

幼魚への愛を通じて、知らない世界への扉をあけてくれて、イキモノへのアプローチの仕方を教えてくれる本です。

最近特に知らないものを避ける人が増えているのを感じます。
知らない→コワイ→いなくなって欲しい
こんな図式なのか部屋に入ったコガネムシに殺虫剤をかける人種もいることを知りました。

館長が柿田川のサントムーンに小さな水族館を作ることを知った時、やっぱり本の通り素晴らしい人だと思いました。
大型だったり海外の希少種を扱って宣伝する水族館とは違い、
身近だけど知らない世界を身近に感じて欲しいというコンセプト、そのまんまでした。

幼魚の研究内容などもリアルにわかりやすく再現されていて研究者と一般人の大きな距離も縮めてくれているように感じました。

Sensa-Banbetsu (千差万別)

ランチはOPEN以来、どうしても来たかったコチラのお店に。

千差万別お任せコース 5500円

イタリアで料理の修業をして日本でキャビアを知り、長年夢中になっているご主人が作る・・
チョウザメの身を美味しくいただける店です。

炙り・燻製・エスカベッシュ
ご主人曰く、独特で説明が難しい味だがあえていえばフグの食感と鯛の味。
ボク自身が感じたのはクエの食感にスズキの味。
間違いなく美味しい魚の身です。

コチラは刺身で。
個人的には水っぽさも少々あるように感じましたが炙りやエスカベッシュ、燻製では調理方法でカバーされていて、刺身は水っぽいのではないかと思ったんですが、嫌なものではありません。

むしろ他の魚にない美味しさを持っているので美味しいだけでなく面白い。

天城黒豚ははじめていただきましたが極上ですね。
脂身だけでいただきたいと思う家畜って少ないのではないかと。

たぶんコンナ料理食べたら酒呑みたくなってツライんだろうなぁ・・と思いながら来たんですが・・
そのまんまになりましたw

と・・チョウザメの味を知ることと美味しいランチを食べる目的はじゅうぶん達成されたんですが・・
コチラのお店の真骨頂はご主人自身でした。

1度目の来店では皆さん同じものをお出ししているんですが、
2度目からはご要望にお応えできますとサービス精神旺盛。
それならばと・・チョウザメをさばくところが見たいと伝えると・・
俺・・1度目なのにw

何億年も姿を変えていない古代魚チョウザメ。
個体個体によって成長も姿も差があると言います。
養殖が盛んなチョウザメですが野生を感じる姿と生態。
オトコ心をくすぐります。

こちらのお店に来た感想なんですが、SHOWを見に来た感覚でした。
チョウザメを愛するご主人のパフォーマンスや解説、そして料理を合わせていただける感覚。

チョウザメに関して色々教えていただいたことを書きたかったんですがヤメました。
ぜひ、現地にエンターテイメントとして足を運んでいただきたいと思ったから。
また近々、面白い要望を依頼して伺いたいと思っています。
Sensa-Banbetsu (魚介・海鮮料理 / 函南駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8