
輪島に向けて上高地・乗鞍を抜け高山に来たところでランチの〆です。
ランチが蕎麦だったんでもちろんランチの〆は蕎麦です。

ざる蕎麦せと

15時に入ったんですが40席のオオバコに地元の方や観光客が次々と入って来る人気店のようです。

みんなが口をそろえて注文するのがコチラ。
大 1650円
0.5人前の蕎麦を4種類食べ比べできるという蕎麦好きにはたまらない内容。

なんと年間16種類以上の品種を出していて
石臼でひきわけたり、十割・九割・二八など品種のポテンシャルを引き出す打ち方をしているとのこと。
常に季節に合わせた4種類、とくに違いが分かりやすい4品種で食べ比べできるんです。
こりゃあ地元客も通うわけです。

乗鞍そば
タグの色分けでわかりやすくして頂けています。
そば粉9割7分!
説明にあるように甘皮のナッツ感から出てくる甘味や香りが面白い。

焙煎そば
こんなの食べたことがないです。
まさにコーヒー豆のローストw
香ばしさでいただく蕎麦ってジャンルの存在すら知りませんでした。

飛騨ブレンド
唯一のどごしでいただける蕎麦がこれでした。
個人的に香りと甘味が強いそばを使って二八にしてのどごしも楽しめる蕎麦が好きです。
THE毎日食べたい蕎麦といった感じ。

万波そば
こちらオリジナルの製法
・大粒を手動石臼で超粗挽きにしたそば
・小粒を電動石臼で一晩かけ細粉にしたそば
この二つを合わせて打ったものだそうです。
まさに蕎麦界のつぶつぶオレンジ、蕎麦界のタピオカドリンク状態です。
噛めば噛むほど面白い

自然薯とろろ 300円

いい店でした。
そばつゆも全てのそばに合うように工夫されているにもかかわらず、
出汁も感じるし甘味辛味も角がしっかりとれてます。
蕎麦ってホント食べなれてないと味の幅が狭い分わかりにく食べ物だと思うんですよね。
その中で食べなれない人でもしっかり楽しめるアミューズメントがあるので
地元客のみならず観光客に強くオススメしたいです。
一種類の蕎麦でも加減を見つけるのが大変なのにコノ数のそば粉を打ち分ける手間たるや・・
1650円というのは安いにもほどがあると思います。