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- 【ｽﾗｳｪｼ島旅行】2023.9
5時。この日の朝もホットケーキを作ってくれました。
前日は大敗北でしたが、フライトギリギリまで精一杯やりきりたい。
そんな気持ちを知ってかタンココジャングルを抜けた海は鮮やかな朝焼け。
ドラえもん19歳は出番はないけど新しく買った自慢のバイクを見せに来てくれました。
頑張ってくれたせめてものお礼にと写真をちゃんと撮って渡しました。
この船に乗り込みマングローブを目指します。
狙うはセレベスコウハシショウビン！
成功すれば6種類目のカワセミです。
港から出ただけでアホみたいな透明度。
こりゃあダイビングやシュノーケリング目的でくる旅行者ばかりなわけだ。
海を飛んでいたのは
スマトラサギ
野鳥の中でもほんと人気のないサギですがその中では一番人気のサギw
シロハラウミワシ
魚やウミヘビばかりを狙うワシです。
オジロワシの仲間と聞いて納得。似てます。
と・・え？・・ええ？？
マングローブに到着する前に・・・
セレベスコウハシショウビン
見れちゃいましたw
スラウェシ島固有種の35cmと超大型のカワセミちゃんです。
ここでジャイアンが
「のび太！マングローブ行くのやめて時間早いから最後またドワーフ探しに行く？」
「ジャイアン！その言葉待ってたぞ！行こう！急ごう！」
漁村から昨日一日中いた場所に直行です。
しかしこの日も苦戦。
歩け歩けとばかりにジャイアンの速い動きについていく。
そしてジャイアンの動きがゆっくりになる。
耳に手を当て、ボクには全く聞こえないが、ジャイアンは忍び足になりクルクルと回り始めた。
ひょっとして・・
ジャイアンが指を刺した！
スラウェシ・ドワーフ・キングフィッシャー（セレベスカワセミ）
ついに・・このたった12cmのカワセミ・・
昨日から10時間以上歩き回り・・
こいつだけを探し求めて・・
涙出た。
ここに来る前に何度も何度も日本で写真を見て来たけれど！
実物の美しさ・・写真じゃ伝わらない輝き！
って写真載せてるんだけどw
今まで見たどの野鳥よりも美しく感じました。
うれしい。そしてジャイアンが自分のことのように喜んでくれているのもうれしい。
最後に遠くに飛び立った時は大きくハイタッチ！
この時ばかりはこのイキモノたちがずっと長くここにいられるようにボクにできることはないか。
チカラになれることがあって欲しい。心から思いました。
宿に戻って昨日、岸信介からカツアゲした酒で祝杯。
そして宿の前にいたヘビを捕まえて遊んでいると・・
奇跡がまた起きた。
スラウェシ島8種類目のカワセミ！
アカショウビン
しかもお尻が青い！何これ？なんで青いの？？
とか言ってる暇もなく・・フライトまでギリッギリ！
ドライバーさんが飛ばしてくれたおかげで間に合った！
もう興奮するやら動き回るやらで腹ペッコペコです。
空港の店でよくわかんないけど・・適当に飯を注文！
テラス席だけ禁煙でちゃんとした席が喫煙可って・・空港の中じゃ珍しい！
マグロや魚のプレート
値段の割に少なかったけど美味しさは間違いなし。
もうスラウェシの飯が大好きになっていました。
このくらいの唐辛子なら量的に物足りないと思うほど。
空港はこの日も軍用機がバンバン飛んでいます。
飛行機が地上を離れた瞬間、やりきった感が半端なかった。
ほとんど一緒にいたジャイアンと
無茶ブリを受けてやりきってくれたドラえもん。
この二人のおかげでスラウェシ島は楽しく密度濃く充実した滞在となりました。
1年に一度の長期休暇である夏休み、今年も一生忘れられないものになりました。
シンガポールまでの4時間のフライト。
はしゃぎまくって遊んでた子供がパタリと寝ちゃうような感じで電池が切れました。
そして次のブログが最後になります。
シンガポール編です。
