
渋谷の道玄坂に突如現れた怪しげな店。
緑と赤という色彩の気色悪さ、更に
店名にカラスとハエという文字が入るともはや飲食店としてはありえない。
魔女やうさんくさい占い師がニヤニヤしながら鍋で煮込んでいるイメージだ。

烏蝿館 渋谷店 (ウインカン)

ビルの奥まった場所に店はあり、足を踏み入れてみれば・・
広くて清潔でシャレオツな空間。
お客さんはゼロ。そりゃそうだ。
あの店名が赤と緑で看板になっていたらこんな店内だとは誰も想像できない。

席についてようやく判明したんだがw
冒菜(マオツァイ)の専門店のようである。
冒菜(マオツァイ)は生姜と水で煮た具にスープをかけ麺を入れた一人用火鍋的なもの。
マーラータンとの違いはボクには全くわからない。

副菜は4品から選択 1250円
(アヒルの血・牛すじ・豚の大腸・エビ団子/大辛/ビーフン)

大量のすりおろしニンニクに驚いた。
具に関しては安そうなものと高そうなものが雑に混在しているので功を奏した的な感じだ。
選び方によってはオトクと言える。

大きな特徴があるわけじゃないけど、普通に美味しいマオツァイだ。
辛さは大辛にしたんだが日本人に合わせてくれているのかさほどの辛さなし。
日本人に合わせる気持ちがあるのなら看板の色と店名を考えるべきだと思いました。
