週末東京で過ごすことがあれば早く来たいと思っていた店。
ようやく念願叶いました。
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ロス タコス アスーレス (LOS TACOS AZULES)
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日本でタコスを食べるなら圧倒的にここと言う人も多く、
未だ何が一般的な正解かわからず、自分なりの解釈をすすめる自分にとって、いち早く食べておかねばならない店だと思っていました。
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残念ながら案内されたのはカウンターではなくテーブル席。
無意味に立ち上がっては覗き見。
奥に広い厨房があり、カウンター内の狭いキッチンでは丁寧な仕上げをしています。
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チレ・レジェーノ 750円
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サルサは2種類。
サルサのみならずスパイスに頼らない味付けが最大の特徴だと思いました。
全ての素材の味を引き出す日本料理的なタコス。
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ポプラーノと言う唐辛子の中には山羊のチーズ。
寿司のような感覚で平均2口で食べるサイズ。
これで750円というのもなかなかですが、他店で食べられない味であることも事実。
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フリホーレス 450円
甘さのない上品な「こしあん」という表現が一番近いかも。
豆の旨味って肉に匹敵するなと。これは作ってみたい。
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グアカモレ 850円
意外やざっくりしたダイスカットトマトも入っている。
小さなチップスのサイズ、これは参考になる。
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おかひじきのケサディーヤ 850円
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青菜の炒め物っておかひじきに限らずチーズに合うんだなぁと。
それにしても他店と圧倒的に違うのが、トルティーヤの柔らかさ。
時間をかけて焦がさない、香ばしさに頼らない。
この食感は目指したいところ。
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短角牛のバルバッコア 1200円
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短角牛の各部位を燻製蒸し焼き。これが煮込んだような柔らかさにして旨味が逃げてない。
これがネトフリのタコスの全てで何度も見返した本場のバルバッコアなのかと。
安ければ毎日でも食べたいがメキシコではいくらで食べられるのかと。
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カルニータス(スペシャル) 700円
低温燻製のトロトロ豚肉を揚げて、さらにチチャロン豚皮のさっくさく。
これ考えたやつ天才だなと。
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チラキレス 1760円 + アボカド 200円 +  半熟卵 150円
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注文した全ての合計で7510円です。
ジャンクフードだと思っていたタコスが寿司屋のような感覚で食べれるものになっていました。
最小限の味付けで素材を楽しみ、一体感のある柔らかいトルティーヤ。
安い食べ物ではありませんが、タコスと言うジャンルの多分最高峰なんじゃね?と思える食べ物がこの値段でいただけると思えば法外な値段でもない。
研究された成果を色々勉強させてもらえるのでまた東京で週末を過ごさなければならない時があれば訪問したいと思っています。

ロス タコス アスーレスタコス / 三軒茶屋駅西太子堂駅駒沢大学駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9