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今年も11月に入りまして、みなさんも今年の「さぷら伊豆グルメオブザイヤー」はどのお店になるのかが一番の話題になっていると思います。

グート (GUUUT)

昨年の、さぷら伊豆グルメオブザイヤー2023。
グランプリに輝いたお店、2回目の訪問です。

ひっそりとたたずむ「小屋」の中はリアル壷中天。
小屋の中感が失われない、でも洗練されている。

正直、素材も製法も難解すぎて理解できていないのでどういうブログにしようかと悩んでいたんですが・・同行した友人がストーリーズでメニュー名書いてたんで丸パクリでw
鹿のコンフィ蓬燻製

ジャスミンライスを砕いたお粥 レバーペースト

料理だけでなくこれ以上のペアリングが考えられない。
昔の言葉で恐縮ですが「鬼に金棒、木田にカーブ」というのがシックリとくる。

ジンソム 北タイの豚の熟鮓 豚肉・豚皮・糯米の発酵 蜂の子 落花生 ホラパーの穂
一緒に楽しくお酒と食事をしているだけの友人。
なんでこんなメニューがストーリーズで書けるのかも不思議。
最高の料理人の周りには最高の食べ手もいるということなのか・・

ここで三浦さんに、翌日は地蜂の巣のコンテストを見学に行くんですと伝え、蜂の子の話に。

佃煮やバター炒めではなく生で蜂の子が食べてみたいと話すと・・
なんとそっと出していただけました。

はじめていいただく生の蜂の子。
癖がなく柔らかい甘み。生命をいただいているとダイレクトに理解できる食べ方。

伊那谷の野生きのこスープ

前回、北タイに行ったときに山の食材だけでやっていける確信が持てましたと言う三浦さん。
伊那でなぜにタイ料理?という来る前の疑問は消え失せました。
身近なものを知ることで世界を広げる表現。
男の子が誰もが最後に憧れるのってこういうものなんだろうなぁと。

ゲーンキョウワン
コーヒーメーカーのスチームミルクで香りをたたせて

イトウの糠漬け

生の朴葉の香り、糠の香り、誰が幻の魚を使ってこんな発想がでるだろうか。

鹿のコンフィ

再訪問を果たせた昨年のグルメオブザイヤー、GUUUT。
孤高の人三浦さんの料理やお酒をブログで語れるほどボクには知識も味覚も持ち合わせていないんですが・・
一応今回も感じたことだけは書こうと思います。

この小屋の中だけ時間の流れ方が違うんですね。
なんかふわっとしているというか、夢の中とか竜宮城の中とかそういう次元の、
ただただ心地いい、あわてたくない、いつまでも浸かっていたい、色々考えたくない・・
よくわかんないからそんな雰囲気っぽい言葉羅列します。
不思議なもので何度かタバコを吸いに外に出るんですが、外に出た瞬間それらが断ち切れるんですね。
そして吸い終わって中に入るといとも簡単に元に戻れるんですね。

人間が自然のチカラをかりて活用することで人間をこんな感覚にさせることってできるんだなと。
男の子はやはりどこまでいっても人に望まれたいし、チカラになりたい動物なんだと思ってます。
だから憧れちゃって仕方がないんだと思いますよホントに。
