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- 【自宅めし】伊豆
- 【サプラ飯店への道】

南伊豆のご近所さんが、家を改築するにあたって飲食店もできるように準備をしていました。

そんな時にお声がかかり、料理が好きだったら土日だけでも使ってみてはどうかというお話でした。

料理をすることは実際好きで、事実今一番一日で楽しく落ち着く時間が料理している時です。

料理人というのは憧れの存在です。
幼少の頃から美味しいものを提供する人は僕にとってのスーパースターだったし今でも同じ思いです。

人生初の飲食店をやってみたい。
でも土日だけで仕込みもままならぬ状況でできるのか?

わからないのなら、最小限の仕込みで自分自身が納得できる味の料理が作れるのかどうか試してみようということで!色々と試作してみることにしました。

せっかく何もない状態から好き勝手できるのならと考えまくりました。
何を作って出してみようかと。

まずやはり中華料理が思いつきました。
中華鍋をふって手早く料理が出来上がる姿というのがかっこいいから。
そして心底好きだから。

海の目の前ということで夏に食べたいものといえば個人的にカレーライス。
たくさんのメニューを色々と作ることはできないけど、メニュー数を絞り込みまくって何度か作っているうちに手際も良くなってくるんじゃないのか。

まだまだこれでやらせてください!と言える段階でもないんですが、
試作しながら決意を固めることができたらと思い・・今回の土日にスタートしました。

名付けてサプラ飯店プロジェクトです。
実現するかどうかはわかりません。実現したらいいなと。

料理は最近毎晩のように作っているんですが・・
同じものを作り続けた経験はないです。
注文が入ってから作ったり利益を出したことはないです。
(さぷら食堂など、食材費の割り勘で作ったことはあります)

そう考えながら試作してみると料理人の凄さをまじまじと感じます。
プロとアマチュアの差ってこんなにあるもんなのかと。

そう思って作っているうちに湧いてきた感情は・・
・やはり自分が美味しいと思うものを食べてもらいたい
・楽しく作りたい
・やるからには少しでもいいから利益を出してみたい

この界隈では人を見かけることも少なく、
出店してもお客さんがゼロが続くことも見込まれます。でも家族づれが続けば思いのほか来る可能性も。

なるべく食材を残すフードロスはゼロにしたいと思いながら用意するってどうしたらいいんだろうか。
自分が美味しいと思っても万人が美味しいと思うわけでもなく、
特に塩味や辛さの幅はどうやって合わせればいいのだろうか。

なんだか今まで料理してて考えなかったことが頭の中を巡る土日だったような気がします。

でも・・まぁ・・色々と決まったり変わったりすることがあると思いますが・・
その時が来たらこのブログで告知すると思います。

日曜日は家のホント周辺を散歩しながら食べれる草などを教えてもらうことにしました。

知識ある友人に教えてもらうと、家の周りって食材の宝庫なんだなと!
季節季節でどんどん変わるけど何気なく歩いていた場所が宝箱のようです。

自分自身は目的に向かっているときに周りが見えなくなるタイプです。
移動中も目的地に行くことが頭にあると何も見えなくなる。

こうやって何があるのかわからない場所で何かを見つけ、季節や恵みを感じる散歩をしてみて・・
いやぁ・・人間らしい時間だなとw

南伊豆で、いや伊豆に来るようになってたくさんの人にたくさんのことを学ばせてもらっています。
自分自身にとって伊豆に出会わなければと思うと実に幸せをもらっている人生なんだなと。