地方の繁華街のような趣がある西荻窪ですが、
1店舗1店舗が全て東京の洗練された感じのお店が並びます。
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SPICE飯店
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そんな中、バーのようなたたずまい。
客層もグッとオシャレで物静か。
台湾を強めに中華のテイストを入れたお店に連れてきてもらいました。
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単品でも注文できるそうですが、
これは食べてみたいあれも食べてみたいを織り交ぜながら5品のおまかせを。
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湯葉と茎レタス涼菜
人数分を少しづつおつまみにように出してくれる形式のようです。
多分これくらいの量をお酒と合わせて食べるのが好きなんだろうというのがよく伝わる。
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鶏肉とバナナのつぼみ
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メニューを見るからに多分それほどメニューの入れ替えはなさそう。
それだけに自分が食べて美味しく感じてお店で出したいという気持ちが伝わる。
調味料類ももりもりではなく必要最低限の引き算で美味しいと思わせる料理ばかり。
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豆腐と発酵じゃが芋クミン炒め
塩や胡椒をここまで使わないで美味しい料理だと初めて知る。
よくある料理もしっかりと自分なりの解釈で作ったオリジナル。
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長崎県産おにおこぜ発酵パイナップル醤蒸し
味も器も組み合わせも料理人でありデザイナー。
落ち着いたトーンで落ち着いた話し方。
洗練されたセンスに魅了される料理。
声がデカい、お話し方が落ち着きがないと言われるボクはどこら辺で太刀打ちすればいいのかわからない。
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藤椒腐乳拌麺
腐乳は好きだしよく頂くので真似をしてみたいんだが、全くこの味になる気がしない。
これを作ることを目指すよりここにくることを目指した方が良さそうだ。
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つくづく思うのは、
やはり自分が食べて好きなもの、合わせて好きなお酒を出す店というのはかっこいい。
不自然さが微塵にも見当たらない。
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飲食店をやることに憧れ続けて、考えすぎて、訳がわからなくなっている自分がいます。
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自信を持って客を迎えられ、自然体に好きなものをさっと提供できる。
これを基本として楽しめるかどうかは次の段階なのではないか。
スタイリッシュな時間を過ごさせてもらいながら思いました。

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