
夏に2ヶ月ちょっと飲食店をやったおかげで、色々な人たちと繋がることができました。

まるとうわさびさん http://www.marutou-wasabi.com/
はその中でも印象深い方だったんですが・・
メールで「獲ったカニをみんなで食べる会があるんだけど来ませんか?」
とお誘いいただけました。

朝9時の集合時間にはたくさんの人たち・・にも驚きましたが・・

伊豆の旬の味覚ズガニ・・
なんとその数140ハイw
しかも更に130ハイ捕獲してあるというんですw

集まったのは50名。
以前は一般募集もやっていたそうで・・数が多すぎてお声がけした方々のみで少人数とのこと。
これで少人数ってw
色々桁違いすぎて笑ってしまう。

聞けば秋の収穫祭は20回目だそうで、何度もきている人は実に手際よく準備していきます。

収穫してから1ヶ月ツルクビカボチャを食べさせて美味しくしたんだとか。
採算関係なく美味しいものを作る努力に勝る味などない。

素朴な疑問でこんなにズガニを目の前の川で獲っちゃっていなくならないんですか?
と聞けば、どんどん増えているんだとか。

ここで生まれ育ち、山を知り川を知り自然を守るまるとうわさび産には驚かされることばかりだ。

大人も子供もすぐに打ち解ける雰囲気。
命をいただき収穫をみんなで共有する機会と場所を提供するまるとうさわびさん。
そこにはしっかりとした道徳がありました。

ここに招かれている人は世間一般的に「変わってる人」と呼ばれる人が多いんじゃないかと思いました。
まるとうさわびさんは表面でなく本質を見抜き、何らかに秀でていたり知識があったり、または人に喜んでもらうことを心から喜べる、または努力を惜しまない人ばかり。

共通点は自然に対しての敬意があるということだけ。
ドカベンのチームみたいだw

みな幸せは内側にあることを知っていて、
内側の幸せは外側を見ているからこそ感じられることも知っている。

みんなが一品づつ持ち寄る料理は美味しいものばかり。

御歳80歳の海女さんが朝取れたという真鯛もw

地元の食材を美味しくいただく知識をたくさんいただきました。

自分自身もキャンプ場というフィールドで価値のある時間と場所を作ることは経験してきました。

でもなかなか利益に繋がらないことに価値を感じるということは人に理解されづらいことも多いです。

同じようなことに楽しみを見出す人がいたんだという嬉しさも。

赤ちゃんから80歳までたくさんの世代が少しの身も残さずいただいたズガニ。
この残骸を見るだけで充分に道徳を皆で共有していることも感じました。

下田の山の中、小さな集落、
美しい景観だけではなく美しい光景を満喫させてもらいました。

夜はお泊まり組にも混ぜてもらい楽しいお酒の席。

18年前、深く考えずに別荘を構えた伊豆。

まさかこんな展開になるとは全く想像もできなかったし、
こういう時間を心から楽しめる人間になるとも思っていなかったです。

翌朝、今作っている森に連れて行って見せていただけました。

植えた木が育ち、ここに茅葺きの家を建てて、たくさんの生き物が集まって・・

目を輝かせて話す姿に、
人と違うことを恥じず、むしろ誇りに思う本来の人間らしさを感じました。
