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- 【ネパール再会旅行】2015.9

ダディンベシに戻ってきました。

ここからイッキにカトマンズに戻り夕食を食べます。

実は・・今回のネパール旅行にはひとつ大きな不安要素がありました。
日本でニュースにもなった21日の新憲法の交付です。
22日にネパール入りしていますがら状況がよくわからなかったんです。

2006年に内戦が終結し2008年から決まらなかった新憲法。
新憲法にめぐっては直前8月から一部少数民族と治安部隊との衝突で40人が死亡しているニュースも見ていました。
ネパール南部での交付当日翌日のマオ派(毛沢東思想派)の反発は確実視されていることもネットに書かれていました。

↑ 実際南部から来ている大型バスのほとんどが投石によりガラスがバリバリでサランラップ状態でした。

とはいえ今回の広報範囲は全てが北部で心配するようなことはありませんでした。

これから向かうのは風ダルバールカマルポカリは去年カトマンズ宿泊時に利用したホテルです。
本日のディナーはそちらでいただきます。

風ダルバールカマルポカリは今回の企画を作ってくれた風の旅行者がラナ家の旧家をリノベートしてホテルにしたものです。

ネパールの王政は2008年に廃止されていますが、それより前。
1846年から1951年までは王より宰相であるラナ家の方が力を持っていた時代があります。

たぶんわかりやすく言うと平安時代の「天皇と藤原家」江戸時代の「天皇と徳川家」
キリスト教社会でいう「教皇と皇帝」のような関係です。後者の方が圧倒的な権力がありましたよね。

前回泊まった部屋も天井が高く中庭もゴージャス。
造りもやはり重厚です。

風ダルバールカマルポカリ

ただ・・現在はやはり地震で2F部分に問題があるようで実際まだ再稼働していないとのコト。

こちらレストランは利用できます。

日本食と言えど・・安い!

そしてパトレ村になくて本当にツラカッタのはシャワーでもウォシュレットでもありません!
コレ!カッチンカチンに冷えたルービー!!!!

頭が可笑しくなるほど旨かった!
ここ数年で一番かと!

本格的な日本の定食。
豆腐は自家製。
味噌はカトマンズでも作ってるんだそうです。

ネパールは毎日毎日ダルバート。
ネパール人も毎日毎日ダルバート。
冷えたルービーでいただく日本の定食がありがたかったです。

正面の高層マンションの住民は余震がこわくて最近までこちらの庭でテントをはっていたそうです。

そして宿泊先のタメル地区マーシャンディホテルに戻り、隣の店で酒を呑んでから早めに寝ました。