今回の旅行の目的地です。この民宿に泊まりたくてこの旅行になりました。
民宿やま久
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キャンプ場で日ごろ活用しまくってる囲炉裏なんですが、結構自己流で使ってます。
もっともっと囲炉裏を活用したいと思い・・
囲炉裏を使って食事を提供してくれる安い民宿、というテーマでネット検索しました。
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受付のテーブルにサンショウウオが干してあって雰囲気イイ!
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6畳間にコタツとストーブ。
福島県との県境に近い山奥とあって日光と比べてもかなり寒い。
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ほんのり品よく硫黄の香りで温泉も最高☆
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食事まで時間があったので文学を楽しみつつ・・
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6時スタートです。
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囲炉裏はキャンプ場とほぼ同じ大きさ。
御膳もつきます。
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1泊2食で8900円の宿。
しかし内容は全てご主人自信が自分の手で獲ったものばかりです。
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先ほどの山椒魚も地モノで囲炉裏で炙って食べます。
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ご主人が撃った熊の数々。
優しそうな雰囲気物腰やわらかなご主人・・想像できません!
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竹酒は別で400円。
柔らかく温まりますね。
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鹿のタタキ。文句なし旨いローストビーフですね。
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地元の餅「ばんだい餅」きりたんぽの半殺し風です。
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このばんだい餅を鹿鍋に沈めていただきます。
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分厚くぶつ切りにした鹿も美味しいんですね~旨味強い!
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てんぷらも地物。食用菊でしょうか。
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ドブロクは大皿でお客さんみんなで回し飲み!
キャンプ場とデジャブった!
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宿に泊まっているお客さんと徐々に仲良くなってくる雰囲気。
これも囲炉裏の醍醐味。
たぶん写真をいっぱい撮ってるからでしょうか。
隣のカップルから
「有名なグルメブロガーですよね?そんな雰囲気あります。」
と言われワタクシは【有名な正統派スーパーグルメブロガー】ですので「違いますよ」と否定しましたが・・
鋭いです。あと一歩でした。
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サンショウウオはシシャモとサキイカの間の味でしょうか。日本酒ですね。
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熊は別注 2200円
脂身やばいです。上質な鯨に似てるかも。
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一番遠くのお客さんも「トダって書いてヘダって場所知ってるか?都会からソコに移り住んでるのがいるんだけど、俺昔よく戸田にいってな・・」
って話にも驚きましたが・・テレビの話でした。
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焼き鳥も水分をゆっくり飛ばして喰うとこれほど旨いものかと。
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玄関にあったコレが気になって、フキノトウ酒と一緒に注文。
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冬虫夏草です。
岩魚も釣りで獲るし熊や鹿、山菜までも自分でとって提供してくれるご主人ですが・・
コレは栽培ものだそうです。
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自生の物を獲ったことはあるけどグロくて提供できないみたい。
少し強めの酒ですが、冬虫夏草自体はエノキの味でした。
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しばらくいろんな話をしてくれたご主人。
湯西川には大型旅館もたくさんありますが、ジビエをはじめ岩魚、山菜、など捕獲できる量が限られているのでこのスタイルなんでしょう。
温泉に関しても少量しか出ないマニアックな温泉をひいているみたいです。
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岩魚。2時間ほど焼いたんじゃないでしょうか。
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炭から遠くで焼くことよって少しづつ水分を飛ばす。
残った旨味だけを食す。
なんとも贅沢。コレ以上ない贅沢。
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民宿でしかできないスタイル、この民宿でないとできないスタイル。
よく「ナンバーワンよりオンリーワン」とふざけた様な話がありますが、ようやく少し理解できた気がします。
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翌朝
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きのこプリタツな味噌汁がうれしいシンプルな朝食をいただき・・
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少々雨がふっていますが出発デス。
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あったかい雰囲気、優しいご主人の人柄、お客さんとの出会い、そして地元の自然の恵みを存分に満喫して大満足の民宿でした。
また必ず来ると思うので名残惜しくはありません。
民宿やま久
夜総合点★★★☆☆ 3.9
昼総合点★★★☆☆ 3.9

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