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友人から凄い中華料理人が店を移ったので一緒に行こうと言われたどり着いたのは麻布十番にある何の変哲もない外観の店でした。

新香飯店

料理は完全におまかせ。
前菜としてもってきたものにソースをかけてくれるご主人。

なんとこれ・・ヒラメ。
野菜やナッツ、香辛料の使い方に驚いた。
中華をベースにした完全な創作系にして完成度が高すぎる。

エビチリのようなものですがソースはラー油をベースにしたもの。

大きな海老、身の詰まりというか密集度が高く海鮮を食べているというより肉のよう。
海老のうまみを引き立てつつソースとマッチしている。

マコモダケのチリソースのようなもの。

これだけパクチーを多用しているのにパクチーはほんの香りづけ。
それだけ素材とソースの味のインパクトが強いのだ。

煮込んだ角煮の下はなんと山芋。

天然酵母でパンッパンに膨らんだパンと一緒にいただく。

もう・・・中華であって中華でない、今まで食べたことがない味つけと組み合わせ。
新香飯店の味としか説明のしようがない。

白身魚の中華風ブイヤベース
このタイミングで出汁で食べる一品はうれしい。

イチボ
かなり満腹になっていましたがサラリとした肉。
どれもこれも味付けがほんと独特。

ワタリガニの麺

大きなワタリガニをまるごと一匹使っているんでしょうが・・・
味はそれ以上。

パスタのようにからみつくソースはワタリガニよりワタリガニ。
この麺料理自体がワタリガニよりワタリガニの味がするんです。
まさに料理界の青は藍より出でて藍より青し

普通の餃子を追加しましたが・・・これまた完成度高し!

喜びと驚きのジェットコースターのような時間でした。

ご主人は9月にこの店に移ったばかりだと聞きました。
テレビや雑誌などのメディアに取り上げられたら短期間でのブレイク間違いないと思いました。
