- カテゴリ:
- 【東京】中華・台湾

5/8にOPENしたので毎月8日くらいにメニュー変更するようです。
栄えある第二回目のコースをいただきに再訪問。

南方中華料理 南三 (ナンポウチュウカリョウリ ミナミ)

今回も当然、水岡シェフの独壇場。
ステージで繰り出すエンターテイメントを味わいつくしてきました。

冷菜は6種類
揚げ茄子台湾バジル和え

稚鮎の海苔和え

よっぱらい縞海老
鯖のプーアル茶燻製

台湾タケノコのカラスミマヨ和え

臭豆腐の湖南唐辛子らっきょう

ヤギのにらソース

どれを口に運んでも圧巻。
全部がヒーロー。
これだけ凄いものが全部そろうのは他にアベンジャーズくらいしか見たことがない。

ウイグルソーセージ
青マンゴーピーナッツ和え

鴨舌の燻製

パリパリ豚大腸
ここらは前回悶絶したメニューがまた口に入れることができる幸せコーナー。
青マンゴーだけは前回なかったがこれまた天才的。
例えるとマイクトラウトやプホルズがずらっとそろうエンジェルスに大谷が入っちゃった感じ。

オオタニワタリのベーコン炒め

これも前回同様。
もうとにかくベーコンが凄すぎる。
このベーコンのためにオオタニワタリという品種が地球上に生まれてきたとしか思えない。

ポルチーニと舞茸の春巻

東急本店の5Fに宝石や高級時計をずらりと並べたコーナーがあるんですが、そこにあってもなんら違和感は感じないだろう。
パテックの時計とコノ春巻どちらかくれるといったらパテックだけど。

お肉は鹿とラムの二種類

鹿の沙茶醤(サーチャージャン)

火の通し加減が完璧な鹿に舌平目を使った沙茶醤。
淡白な鹿肉のベースを引き立てる魚介の旨み。

ラムのミントソース
ミントとクミンの香りで際立つラムの旨み。

そして肉から魚だ。

金目鯛のパイナップル醤豆麹ソース
フルーツを使ったソースに複雑なコクを使って魚を引き立てる。
こういうのはどれだけ頑張っても5億年くらい頑張っても絶対できない。
センスだと思う。
イカの汁ビーフン台南セロリ

これが?ビーフン?
・いうても麺ものは絶対的に日本のものが旨い。
誰もが思ってることを易々と覆す水岡ワールド。

各テーブルから、何コレ?腰がある!イカが合う!セロリの香りとシャキシャキがいい!
大絶賛以外に言葉がない。

森のツバメの巣スイカシャーベット

今回も樹液系のデザート。
デザート専門店の斜め上どころか上の上を行ってる。

中華料理界でも孤高の人なんでしょうが、わかりやすく言えば超絶オタクにしてマニア。
中華料理界のシェフがみなピラミッドの頂点を目指す中、スフィンクスの上に石置き始めてピラミッドより高くなっちゃった感じでしょうか。
