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5年前http://www.okamooo.jp/archives/7681866.htmlに来て焼き牡蠣の味に乾燥した浦村。
もし鳥羽に来ることがあったら必ず再訪問したいと決意しておりました。

海辺の宿まるさん

この宿を予約した理由は一つ。
この時期でも真牡蠣を出してくれるから。

もちろん真牡蠣のシーズンは冬。
しかし宿の真ん前で牡蠣養殖していているので夏でも焼きガキとして食べさせてくれるんです。

この宿は華美な宿ではありません。
でも4階建ての建物のどのスペースも広く掃除が行き届いています。

そして静かな土地柄。
今回貸切だったのでもちろん静かだったんですが・・
過剰なサービスではなくゆっくり過ごすには最高のおもてなし。

そして温泉も良かった。
海の真ん前なのに塩は微塵にも感じません。
ぬめりのあるアルカリ性単純温泉。
ここからがメイン。
16800円の宿泊費とは思えない夕食の内容。
ショータイムの始まりです。

舟盛りはグレ・カワハギ・アオリイカ・さざえ・ゴイカ
これだけでもすごいと思いますが・・

焼きアワビ様

いえいえ、これはまだ序章にすぎませんでした・・

伊勢海老のお造り

接客が苦手で宿を経営しない漁師さんから手に入る地魚のオンパレード

こちらではガシラと呼ばれるカサゴ、そしてメバルの煮付け。

関西風の薄味の煮付けだからいくらでも食べられる。

アワビ様のお造り

肝だって一口でいただけるなんともプレミアムな時間

牡蠣フライだって極上。
いちばん美味しく食べる方法を知っている人たちです。

そしてでっかい桶の登場。

焼きガキです。

完全に火を通す焼きガキ。
大きな真牡蠣を小さく焼き上げる食べ方が漁師のいちばん贅沢な食べ方とのこと。
確かに味が凝縮されていて旨味がより強い。
みずみずしさを求めていましたがこんな美味しいものになるとは・・・

アワビが蒸し焼きになりました。

しっとりきめ細かい舌触りとゴムのように強い弾力。
それでいて歯がスッと入る柔らかさ。

肝だってフワッフワ。

なんとこの値段で伊勢海老x2!アワビx2!

もう祭りですよ。祭り!

こともあろうか焼きガキのおかわり1回無料!
この大きさの桶が二杯も!

夏の真牡蠣なんて・・と思っていましたが・・
漁師は美味しい食べ方を知っていました。

しかし・・お腹が苦しい・・・
満腹のまま布団で横になると・・・

もう朝でした。

朝飯も豪華。

全部が全部地物で余計なものは何もない。
全部が魅力的な食事。
激安だと思います。

そしてお母さんの人柄がまた優しく素朴でここに来て本当によかったと思います。
浦村にはまた来ると思います。
そしてまるさんに来ると思います。
